自信がつく話し方とは?仕事で使えるコミュニケーション術7選!

自信がつく話し方とは?仕事で使えるコミュニケーション術7選! スキル

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こんにちは、ちむたです!

当ブログを読んでいただきありがとうございます!

本記事がおすすめの人

・自信を持って話せるようになりたい方
・頭にイメージはあるのにうまく話せない方

本記事では、自身を持って話すために必要な「伝える力」について学べる本をご紹介していきます。

本のタイトル

一生折れない自信がつく話し方

著者   青木 仁志

発行元  アチーブメント出版株式会社

皆さんは誰かとコミュニケーションを取るときに自信を持って話せていますか?

・どうしても意見が食い違ってしまう
・相手にうまく伝わらない

こんな悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
コミュニケーションに関する書籍がいくつもある中、未だにこの分野が売れ続けていることにはそれなりに悩みが尽きないことを表していると思います。
コミュニケーションで悩むことは当然のことなのです。

この本では、そんなコミュニケーションの悩みを解決して自信を持って話すことが出来るテクニックが書かれています!

コミュニケーションスキルを向上させたい!という方は、
ぜひ本記事の内容を参考にしてみてください!

一生折れない自信がつく話し方とは?

自信を持った話し方とは、自然体で伝えたいことが体現できている状態のことです。
その場にいる全員が肯定的な思考になる、こんなイメージです。
その為には、いつでも肯定的に物事を捉えられるような姿勢でいることが大切です。

自信とは、自分で自分をどう捉えているか、あなたがあなたをどういう存在、キャラクター、イメージで見ているのかという自己像のことです。自己概念ともいいます。

自信を持つには自己概念を高める。
自己概念を高めるには、自分の存在を愛し、その価値に気づき肯定的な価値観になること。
そうすることで、信念が生まれて、人生に期待し、物事との向き合い方が変わり、話し方、言葉の選び方、全てが変わっていくため現実に結果が出てきます。

▼願望が現実になるプロセス
自己愛(自尊心)→自己概念(自信)→価値観→信念→期待→態度→現実を決定する

つまり、話し方を磨くとは「あり方」を磨くということなのです。

自信がつく話し方のメリット

自信を持って話せるようになると次のようなことが実現していきます。

・相手が自分のことを有益な人物だと評価してくれる
・いつのまにか相手に影響を与える立場になっている
・相手がこちらの意見に耳を傾け、伝えたことに自らコミットして行動してくれる

話し方を変えると行動力、意思決定力、継続力などあらゆることを遂行する上で必要不可欠な能力が身についていきます。
その結果として、周りからの評価や自分自身の影響力がプラスの方向に傾いていくのです。

誰でも「聞き上手」になれる、たったひとつの考え方

話し方を上達させるには、まずは聞き上手になることです。
この時、受け身の姿勢で聞くのではなく主体的に聞くようにしましょう。

聞き上手になれるひとつの考え方は、「積極的に相手を思いやる気持ち」を持って聞くこと。

充実したコミュニケーションには、話の内容以上に

「この人はちゃんと話を聞いてくれているな」
「自分と同じ感覚になってくれているな」

という共有感覚が何よりも重要です。

人間は「この人を喜ばせたい、役に立ちたい」と思うだけで聞き方が変わります。
これは相手の願望を叶えることにつながります。
(そうした人をパワーパートナーと呼びます)

選択理論心理学では、人間は遺伝子に組み込まれた5つの基本的欲求を持っていると言われています。

良い聞き方はこうした基本的な欲求を満たしていきます。
満たされた相手はこちらに好感を持ちやすくなり、いずれ自分自身のパワーパートナーにもなってくれるでしょう。

コミュニケーションで意識すべきこと3選

ここでは自信をもって話す前に心得ておくべきことを3つご紹介します。

会話の目的をはっきりさせる

あらかじめ会話する目的を設定することで、逆算して話を組み立てることができ、話しやすくなります。

物を売る、サービスを提供するという視点に立つと、商品説明を優先しがちです。
しかし、それでは相手の問題解決は出来ません。

「相手の悩みは何か?」
「どうしたらその問題を解決できるだろうか」

コンサルティング的な視点に立って話を組み立てることが問題解決の本質です。
もっとも避けるべきは、自分の立場や論理を押しつけること。
思いやりに欠けた、一方的な話になってしまうため気を付けましょう。

何かを伝えると言う行為は、相手の求めるものに焦点を当てながら、自分が伝えるべきものを明示して、はじめて成立するものです。

相手に好かれようとしない

目的から逆算して話を組み立てても、その通りに展開することは少なくありません。
目的を意識しすぎるがゆえに、相手の感覚を捉えることが疎かになって、「話には納得できるのに、なぜか気に入らない」と、かえって関係がギクシャクしてしまうこともあります。

会話は「話し手」にフォーカスすると言いましたが、相手に好かれようとはしないことが大切です。
無理せず自然体で接した方がコミュニケーションはうまくいきます。

喜ばせたいと好かれたいは正反対なのです。

「相手の役に立ちたい」「相手を喜ばせたい」という思いは、あくまでも自分主体の能動的なもの。
それに対して「相手に好かれたい」というのは、相手が主体となる受動的なもの。

受け身になること(相手があなたをすきになるかどうか)は、あなたの力ではコントロールできません。

コントロールできないものに左右されると、「相手に嫌われたらどうしよう」「相手を怒らせたりしないだろうか」と不安な気持ちにもつながりやすくなり、自然体から遠ざかっていくことになります。

自分ばかり話さない

自分の欲求が満たされないかぎり、自分以外の人に興味や関心をもつのは現実的には難しいです。
自分自身の欲求が満たされてはじめて他人の欲求を満たせるようになるからです。
その為、自分の欲求が先に来て、「聞く」ことよりも「話す」ことが優先されるようになるのです。

自分のことばかり話してしまうもうひとつの理由として、自己肯定感の低さがあげられます。
自分に自信がない為、相手の反応が怖くて「ノー」という言葉を聞きたくなくて、ちょっとした間ができるのが怖くて話しすぎてしまう。
自信があれば、相手の反応に一喜一憂することなく、沈黙を恐れることなく、ゆったりと構えて、自分のペースで話を進められます。

心当たりがある方は以下のセルフカウンセリングをしてみてください。
これをすることで、自分を満たすことができるかどうかを客観的に検証できるはずです。

①わたしは何を求めているのか?
②そのために今何をしているのか?
③その行動はわたしが求めているものを手に入れるのに効果的か?
④もっとよい方法を考え出し実行してみよう

今すぐできる「コミュニケーション術」7選

ここでは自信をもって話すための具体的な方法についてご紹介していきます。

当たり前の「あいさつ」で相手と心を通わせる

うまくコミュニケーションを取れない人は、会話をなんとなくしています。
まずはあいさつによってお互いを認識する作業から始めていきましょう。

相手と出会ったら、笑顔ではっきりとあいさつする。
ここで、単なる形式で終わらせないために、相手を思いやる言葉を付け加えましょう。

支援、励まし、信頼、受容などの言葉を付け加えることで、相手との心理的な距離がぐっと縮まります。

うなずきは「傾聴」のサイン

気持ちの良いあいさつによって、相手と自分だけの対話空間をつくったら、相手の目をしっかりと見ながら、傾聴し、うなずいてください。
単純ですが、相手との信頼関係(ラポール)を築くためにはとても大事な行為です。

気持ちよくあいさつされても、そのあと途端に無表情でうなずきもしなかったら、話す側はすぐに話を切り上げて、一刻も早くその場から立ち去りたいと思ってしまいます。

傾聴のサインは、相手の目を見ながら、相手が話すリズムに合わせるように、ゆっくりと大きくうなずくこと。これを心がけてください。

あいづちを加えて「共感」の意を伝える

気の利いた一言ではなく、シンプルなあいづちで大丈夫です。

「えー、へー、ほー、すごいですね、わたしもそう思います」

あいづちは何を言うかではなく共感を示すことが大切です。
相手の「認められたい」という欲求を満たすことができます。

また、あいづちはタイミングが重要です。
相手が話に力を込めたとき、相手がわかってもらいたいと思ったときに打つのがポイントです。

「あいさつ+思いやりの一言」に加えてあいづちやうなずきをいれる。
会話環境をよくしていこうという能動的な姿勢で接してきましょう。

開放型の質問で話を広げていく

うなずき、あいづちから、さらに会話を発展させる鍵は「質問」です。

例として次のワードがそれにあたります。

・ほかには?
・具体的には?
・なぜ?
・どうして?
・それからどうなりました?
・あなたはどう思われました?

このような二者択一で答えられない質問を開放型(あるいは自由回答型)質問と呼びます。
この質問をすることで相手の考えを広げたり、深めたりしやすくなります。

雑談で相手とクラッチを合わせていく

雑談はただのおしゃべりではなく、相手の関心事に話を合わせていくための有効なコミュニケーションです。
天気、ニュース、趣味、旅行、食べ物、景気などが雑談には適しています。
この話を切り口に、開放型の質問に結びつけられるとより話が広がっていきます。

その他には、相手のバックグラウンドを調べておいて、話材を考えておくのも良いです。

但し、雑談は必須ではありません。
相手のタイプを見極めて本題を切り出す柔軟性が求められます。
相手に応じて雑談を省略したり、ネガティブな雑談になったりしたら、会話の目的に立ち返り、早めに区切るなど臨機応変に対応しましょう。

どうしても話に共感できないときの対処法

話に共感できないときでも話し手にフォーカスしてください。
共感できなくても否定はせず、笑顔で受け流せばOKです。

共感できない話を聞き続けるためには我慢や忍耐も必要です。
ただ、その時間を自分の糧になると捉えられるかどうかが成長への分かれ目です。

馴染まない考えかに触れることも、人生をよくするためのトレーニングのひとつなのです。

自分の意見を快く受け入れてもらう方法

どれだけ口を挟みたくなっても、まずは相手の考えを認めてください。
同意ではなく承認。
「でも」や「しかし」を使わないように注意しましょう。

その上で、「ちょっと私の考えも述べてもいいですか?」と前置きをしてから、自分の考えを話すようにすれば、相手の自尊心を傷つけることなく、自分の意見を受け入れてもらいやすいです。

ただし、正論をぶつけることや、「自分だったらそうはしないのに」などといった、相手に正しさを求める発言は避けた方が賢明です。

事実はひとつですが、人の数だけ解釈があり、人はそれぞれ自分の解釈に従って生きています。
つまり、多くの人にとって当たり前と思えるものであっても、その人は違う現実を生きている可能性があるという想像力を持つようにしてください。

次のテクニックを意識して話すようにしてみてください。

▼同意話法(イエス・バット法)
いったん相手の意見に同意しておいてから、自分が進めたい方向に話しを展開していく。
相手の考えを認め、その後に「私はこう考えています」と伝える。
相手にどれだけ否定されても揶揄されても、どんな場面においても、相手を全否定しないこと。

まとめ

今回は自信をもって話すためのスキルついてご紹介しました。

・話し方で大事なのは「やり方」よりも「あり方」
・話し上手は聞き上手であること

話し方で大切なのは相手をよく知ること。
話す時の自分のモチベーションや相手の基本的な欲求など原理原則をしっかり把握すること。

誰もが陥りがちな表面的な方法論に飛びついてしまうことは対処療法でしかないのです。
相手を大切に思うという姿勢(あり方)がコミュニケーションの本質であるということをしっかり学ぶことが出来た1冊でした。

口先だけでなく、芯があり心が通ったコミュニケーションで自分や周りの大切な人たちの願望を実現していけたらなと思います。
話し方もそうですが、色々考えさせられることが多い内容だったので、皆さんもぜひ一度読んでみてください!

今回は以上になります!
皆さまのお役に立てたら幸いです。

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